『小野田化学とは』

小野田化学の「小野田」とは、山口県の小野田市(現:山陽小野田市)に由来しています。 

当社は、独自の技術によって焼成燐肥 (りん酸質肥料)の製造開発に成功し、当時、小野田市を本社所在地としていた小野田セメント株式会社(現:太平洋セメント株式会社)の100%子会社として、昭和30年、「小野田肥料株式会社」という社名で、肥料会社として設立されました。 

昭和39年リン酸カルシウム(飼料)の製造販売や、酸性弗化ソーダ(鋼板やステンレス鋼等の金属表面処理剤などに使用される)の販売など、製品の多角化に伴い総合化学メーカーとして一層の発展を期し、社名を「小野田化学工業株式会社」へと変更しました。 

現在では、全国に3工場・6支店・2営業所を構え、肥料・飼料を中心に全国に事業を展開しています。

『ONLY ONEへのこだわり』

当社の歴史を語るうえで欠かせないもの。

それは、どこにもない発想と技術で、社会に貢献したいと願うチャレンジ精神です。 

最初は単なる1つのものを、かけがえのないONLY ONEへ育て上げるこだわりです。 

当社は、独自の技術により化学肥料「焼成燐肥」の開発に成功しましたが、ONLY ONEへのこだわりは製品・製法だけにとどまりません。 

例えば、製造工程で発生する弗化物に付加価値を加えることで、燐鉱石を無駄なく活用するためのシステムも独自の技術によるものです。 

まさしく、独自の技術開発によるONLY ONEへのこだわりが、現在の小野田化学を築いたのであり、小野田化学の未来を切り拓きます。

『事業と指針』

当社は、化学肥料・科学飼料・化成品の事業などを有しますが、その中でも、肥料・飼料を主軸として農業分野を中心に事業を展開しています。

当社は、「安全・安心・安定」をモットーに高品質な肥料・飼料を供給することにより、日本の食料を根底から支えます。

また、当社は、環境と調和した事業の推進を図るため、経営方針の一つとして「天然資源を有効活用し、地球環境との共生」を掲げています。

地球環境をよりよい状態で次世代に引き継いでいくことは21世紀を生きる私たちに課せられた責務です。

当社は、この責務を果たすため、環境に負荷をかけない新しい技術の創造に取り組んでいきます。