社長挨拶

社長挨拶 代表取締役社長 大園浩一


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小野田化学工業株式会社は1955年(昭和30年)9月に、小野田肥料株式会社として「焼成燐肥、その他の化学肥料および飼料の製造販売」を目的に設立されました。


セメント焼成と同様の回転窯を用いて燐鉱石を焼成して得られた焼成燐肥は、植物の根から出る酸によって溶かされ吸収されるため、効き方は緩やかですが、土に吸着されにくく、効果が長持ちをするという特性をもっています。また、同様に焼成して製造された燐酸カルシウムは飼料用としても販売しています。

 

また、燐鉱石に含まれる微量のフッ素は、焼成時に揮発したものを回収して、氷晶石などの製品にして販売しています。近年では、このフッ化物の回収技術を活用して、半導体メーカー各社から搬出されるBHF(フッ化アンモニウムとフッ酸の混合物)を受け入れてリサイクルしています。加えて、下水道汚泥燃焼灰など未利用資源の肥料化にも取り組んでいます。

 

当社は太平洋セメントグループの一員として、持続可能な地球の未来を拓く先導役をめざし、経済の発展のみならず、環境への配慮、社会への貢献とも調和した事業活動を行ってまいります。


2025年4月1日 

小野田化学工業株式会社 
代表取締役社長 大園浩一